犬猿の仲って結局のところ、似た者同士なんだなあと思った話

 

はじめに

 この記事では、私が現在働いている職場にいる、犬猿の仲と自他ともに認める職員Aと職員Bが実際は似た者同士であるということをつらつらと書き連ねることを目的としています。

 

 職員Aと職員Bが似た者同士であると証明するために、両者の類似点を指摘するという方法をとります。ただ、もちろん両者が完全に一致するということはないので、相違点も指摘します。

 

 結論からいうと、両者の類似点は、

  • どちらも感情的(キレやすい)
  • どちらも人に話しかけることで人の仕事を阻害している

 の2点です。

 

 では、以下で詳細に説明していきましょう。

 

犬猿の仲って結局似た者同士

 先ほども書いたように、職員Aと職員Bの類似点は、

  • どちらも感情的(キレやすい)
  • どちらも人に話しかけることで人の仕事を阻害している

 です。この両者を具体例を交えて説明しましょう。

 

どちらも感情的(キレやすい)

 何度も指摘しているように、両者はキレやすいんですけれど、どういった物事にキレやすいかという点でも似ているんですね。それは、「自分の思い通りにいかない時」もしくは「自分の欠点を指摘された時」なんですね。

 

 まあ、確かに誰しも自分の思い通りにいかないことや自分の欠点を指摘されたら、多少は落ち込んだり、イラっとすることはありますよね。でも、職員A・Bは違うんですよ。両者は顔を真っ赤にして反論(というか相手に口撃)するんです。たとえば、「A(もしくはB)さん、これできていませんでしたよ」と指摘するとやかんが沸騰したみたいに顔が真っ赤になり、「いや、できてました。何かの間違いじゃないですか」と逆ギレするわけです。

 

 なので、私を含めて他の職員は職員A・Bに仕事上のミスなどを指摘することが、ほとんどできないんですよね。「ああ、あの人またミスしてるよ…でも言うとタコみたいに顔を真っ赤にさせてキレるしなあ…」みたいな感じで、そういった仕事上のミスをふれずにいるんです。

 

どちらも人に話しかけることで人の仕事を阻害している

 まあ、仕事上のミスといっても両者は恒常的にミスをしているわけではないので、そこまで問題ではないわけです。ただ、2つめの類似点がちょっとヤバめなんですよ。それが、どちらも人に話しかけることで人の仕事を阻害しているということなんです。

 

 職員Aの場合は、勤務日ではない日にわざわざ職場に来て職員Cとぺちゃくちゃお話しをしているんですね。もちろん、職員Cは勤務日で仕事をするために出勤しているわけです。つまり、職員Cは職員Aの話し相手になってしまうことで、やるべき仕事ができずにいるわけなんです。

 

 一方職員Bの場合は、公休日に職場に来るということはありません。しかし、出勤した日は他の職員が「今日、Bさん来る日だよね…」と多少落ち込んでしまいます。というのも、Bは仕事をしている最中の職員に対して、業務に関係ないことをぺらぺらと話すからです。しかも、一言二言ではなくて、5分ぐらい続いてしまうんですよ。一度話すと。

 

 つまり、両者とも他の職員の業務を阻害しているんですよね。ただでさえ介護現場はくそ忙しいというのに。

 

おわりに

 今回は、職員Aと職員Bの類似点を紹介することで、犬猿の仲と思われていた二人が実際は似た者同士だったということをつらつら書き連ねてきました。

 で、両者の類似点は、

  • どちらも感情的というかキレやすい
  • どちらも人に話しかけることで人の仕事を阻害している

 といったものでした。今後、職員Aと職員Bの関係がどのような動きを見せるのか、また、それが職場にどのような悪影響を与えるのかを観察していきたいと思います。

 

 なお、皆さんの職場にも、自分と犬猿の仲の方がいませんか。もし、そんな職員がいて「もうこんな職場で働きたくないっ!」なんて思ったら、転職も視野に入れた方がいいかもしれません。

 

 転職には以下の2つのサイトがおすすめです。

 

1.かいご畑

 かいご畑の魅力はなんといっても資格の受講料が0円になる「キャリアアップ応援制度」。この制度を利用すれば、無料で国家資格を取得することができるかも。

 

2.介護のお仕事

 介護のお仕事の魅力は転職相談・入社後のフォローまで全部無料という点です。相談までならまだしも、入社後までフォローしてもらえるなんて心強いですよね!

 

ちなみに、転職する前に「本当に転職すべきか」を一度考える必要もあると思います。一時的な感情に身を任せると人生詰む可能性がありますからね。というわけで、以前に

 

posesshion111.hatenablog.com

 

という記事を書いたんでそれを参照していただければ。

 

それでは。

 

 

【転職】転職する前に確認しておきたい3つのチェックポイント

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いらすとや

 

はじめに

 この記事では、介護職が転職をする前に確認しておきたい3つのチェックポイントを紹介します。「転職したいけど、どうしようかなあ…」と悩んでいる方は必見です。

 

 では、以下で転職するまえに確認しておきたい3つのチェックポイントを紹介していきます!

 

3つのチェックポイント

理想を追いすぎていないか

 3つのチェックポイントのうちの1つめは、「理想を追いすぎていないか」ということです。これは介護職に限定されないのですが、会社の理念と自分の理念が一致していなかったからという理由で会社を辞めてしまう方がいます。もちろん、会社が利益をむさぼるために悪質な商品やサービスを顧客に提供しているというならまだわかります。

 

 しかし、自分の理想とする仕事や介護と少しでもずれが生じていたからといって、仕事を辞めてしまうというのは考えものだと思います。というのも、転職しようと面接をするさいに、前職を離職した理由として「自分の理想と合わなかったから」と言ってしまうと、面接官から「この人、また自分の理想と合わないといってすぐ辞めてしまうのではないか」と思われてしまう可能性があるからです。

 

 そのように思われてしまっては面接に合格することは難しくなるでしょう。考えてもみてください、あなたが面接官で人材を獲得しようとしているときに、すぐ辞めそうな人を採用しますか?しませんよね。ふつうは。

 

自分の努力で解決できないか

 3つのチェックポイントのうち2つめは、「自分の努力で解決できないか」というものです。たとえば、とあることがきっかけで職場のお局に目をつけられてしまい、いじめにあってしまったというのは避けがたい事態です。自分が崩壊してしまう前に、その職場から離れることが必要でしょう。

 

 しかし、職場の人と円滑にコミュニケーションがとれないというのなら、自分の努力次第で改善が期待できます。なぜなら、自分の挨拶の仕方や会話への参加のしかたで職場の人とうまくコミュニケーションをとることができるかもしれないからです。

 

 このように自分で変化させることができることがらなら、まず自分が変わる必要があるでしょう。それでも状況が改善しないのなら、転職をすればいいのです。

 

一時的な感情で行動していないか

 3つのチェックポイントのうち最後の3つめが、「一時的な感情で行動していないか」というものです。これはたとえば、職場で上司に仕事のミスを指摘されたときに、「あぁ、もう自分はなんでこんなミスばっかりしているんだ…」と自分を追い詰めてしまい、最終的に「もうこの仕事辞めよう…向いていなかったんだ…」と一時的な感情の落ち込みで仕事を辞めてしまうといったことが考えれます。

 

 しかし、ミスは誰でもします。そして仕事を辞めたいと思うこともほとんど誰もが経験することでしょう。それなのに一時的な気分の落ち込みで仕事を辞めてしまうのはいかがなものでしょうか。

 

 また、ミスをし続ける人もそうはいません。10回に1回ぐらいは成功するでしょう。その1回を2回、3回と増やしていけばいいのです。

 

おわりに

 今回は今の職場を離職する前にチェックすべき3つのポイントを紹介しました。その3つは

 

  • 理想を追いすぎていないか
  • 自分の努力で解決できないか
  • 一時的な感情で行動していないか

 

 といったものでした。転職するかどうか迷った際はぜひ参考にしてください。

 

それでも転職をしたいのなら…

 なお、3つのチェックポイントにどれも当てはまらず、転職するしかないという方は以下の3つのサイトを利用してみるといいかもしれません。

 

1.かいご畑

 

 かいご畑の魅力はなんといっても資格の受講料が0円になる「キャリアアップ応援制度」。この制度を利用すれば、無料で国家資格を取得することができるかも。

 

2.介護のお仕事

 

 介護のお仕事の魅力は転職相談・入社後のフォローまで全部無料という点です。相談までならまだしも、入社後までフォローしてもらえるなんて心強いですよね!

 

20代男性介護職はどれくらいるのか?

 

はじめに

 この記事では、20代男性介護職がどれくらい働いているのかを公益財団法人介護労働安定センター『介護労働者の就業実態と就業意識調査結果報告書』(URL:http://www.kaigo-center.or.jp/report/pdf/2019_chousa_roudousha_chousahyou.pdf、最終アクセス:2019年9月1日)を参照しながら、記述します。

 

 というのものですね、介護業界に私と同年代の男性がどれくらいいるのかを調べたくなったからなんですね。

 

介護職として働いている20代男性ってどれくらいいるのか?

全体の傾向

 さて、さっそく20代男性の介護職がどれくらいいるのかをみていきたいわけですが、その前に男性介護職の全体の傾向を探りましょう。

 

 介護業界で働いている男性で最も多いのは、5歳刻みでは、35歳以上40歳未満なんですね。その数なんと18.3%。また、次に多いのが30歳以上35歳未満で、17.1%となっています。

 

 私としてはこの結果は意外でした。自分で言うのもなんですが、介護職ってもっと高齢層の方が多く就業しているのではないかと思っていたからです。

 

 実際、弊事業所も男性職員といえば40代と50代がほとんどですしね。

 

20代男性

 では、20代男性はどうなっているかというと、20歳以上25歳未満は10.2%、25歳以上30歳未満は17.1%となっています。

 

 つまり、男性介護職で最も多い30代(35.4%)よりも20代の男性介護職は、この調査では、8.1ポイント低いということが言えます。

 

 なので、介護事業所に勤務したら、多くは中高年齢層だけど、たまに20代のぴちぴちした男性介護士に会えるかもってことですね笑。

 

おわりに

 今回は介護労働安定センターの調査をもとに、20代の男性介護士がどれくらいいるのかを紹介しました。その結果、20代男性介護士は27.3%いることが判明しました。

 

 これから介護施設などに入所される方は、ほとんど20代の若い男性介護士に会うことはできないと思った方がいいかもしれませんね笑。

 

 それでは。

スピーチロックをするなと言われても無理なんちゃいますの?という話

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いらすとや

はじめに

 

 この記事では、しばしば介護職の教科書で記されている「スピーチロックはしてはいけない」という悪魔の呪文が対応困難な理由を紹介します。

 

 というのも、先日、きらきら系上司にですね、「君ね、さっき利用者様に『ちょっと待ってください』って言ってたでしょ。それね、だめだから」ときつく言われたからなんですね。まあ、私はその時「はあ」と水木しげるの戦争を描いた漫画に出てくるやる気のない兵士みたいに答えたんですけど、後から振り返ると「スピーチロックをしないなんて無理じゃない?」と頭によぎったわけです。んなわけでこの記事を書いてうっぷんを晴らそうかなと。

 

 で、肝心な理由ですけど、今回は施設的な側面と利用者の側面から考えました。施設的な側面では「慢性的な人手不足」とし、利用者の側面からは「利用者の無理(過剰)な要求」としました。

 

 ってなわけで以下でスピーチロックが困難な理由を説明します。

 

スピーチロックが困難な理由

 

 慢性的な人手不足

 スピーチロックが困難な理由の第一は、慢性的な人手不足です。しばしば指摘されることですが、介護現場では人手が非常に不足しています。単純に考えれば、人手が不足しているということは職員一人が対応しなければならない利用者の数が増加するということです。

 ということはですよ、利用者のAさんが職員に向かって「自宅に帰りたい」と帰宅願望を訴えかけているときに、利用者のBさんが同じ職員に向かって「○○さん、あのさあ…」と語りかけてくるわけです。これではとうてい両者に同時対応できませんよね。聖徳太子じゃないんですから。介護職員は。

 

 利用者の無理(過剰)な要求

 こういった人手不足もさることながら、スピーチロックをするのが困難な理由はもう一つあります。それは利用者の無理(過剰)な要求です。

 

 たとえば、緊急の用ではないにもかかわらず、ナースコールを頻繁に鳴らすといったことです。ひどい例では、「部屋の電気のスイッチがどこにあるか分からないから、あんた押しに来て」といったことがありました。こういった迷惑なナースコールに一度や二度対応することは可能です。しかし、それが一度や二度では済まないのです。さすがに私も「ちょっと待っててもらえますか」と言って十回目のナースコール以降は対応しませんでした。

 

おわりに

 今回は介護現場でスピーチロックを禁止することが困難な理由を以下の2つ紹介しました。

 

  •  慢性的な人手不足
  •  利用者の無理(過剰)な要求

 

 もちろん、利用者からの適切な要求には「ちょっと待っててもらっていいですか」と言わない方が理想的な介護なのかもしれません。しかし、介護現場では、利用者の要求に即座に対応できる体制が整備されているわけでは必ずしもありません。また、利用者の要求にすべて対応することが介護職の義務ではないでしょう。そのような状況下で、「スピーチロックはするな!」と指導したり、要求したりすることは現実的なのでしょうか。

 

 今回はここまでにします。それでは。

介護職員初任者研修ってなに?

はじめに

 

この記事は介護職員初任者研修を受講しようとしている方を対象にしています。

 

ざっくりとした介護職員初任者研修の説明

 

では、まずざっくりと介護職員初任者研修の説明をしましょう。

 

定義

介護職員初任者研修とは、「介護に携わる者が、業務を遂行する上で最低限の知識・技術とそれを実践する際の考え方のプロセスを身につけ、基本的な介護業務を行うことができるよう にすることを目的として行われるもの」¹です。

 

実施主体

実施主体は、都道府県または都道府県知事の指定した者です。たとえば、社会福祉法人などですね。まあ、民間企業も実施しているところもあります。

 

対象者

対象者は、訪問介護に従事しようとする者もしくは在宅・施設を問わず介護の業務に従事しようとする者です。

 

研修科目及び研修時間

で、研修なのでもちろん研修をするわけですが、その研修科目と研修時間は以下のようになっております。

 

1.職務の理解:6時間

2.介護における尊厳の保持・自立支援:9時間

3.介護の基本:6時間

4.介護・服サービスの理解と医療との連携:6時間

5.介護におけるコミュニケーション技術:6時間

6.老化の理解:6時間

7.認知症の理解:6時間

8.障害の理解:3時間

9.こころとからだのしくみと生活支援技術:75時間

10.振り返り:4時間

 

ひゃあ~150時間もかかるんですねえ。よく合格できなたなあ自分笑。

 

介護職員初任者研修は無料で取得できるか?

 

以上では、介護職員初任者研修をざっくりと説明してきました。

 

では、介護職員初任者研修を取得するにはどれくらい費用がかかるのでしょうか?

 

このサイトによれば、無料~118800円までと幅広くなっています。

 

可能ならば、無料で取得したいですよね。そこでおススメなのが、かいご畑です。このかいご畑をおススメする理由はひとえに介護の資格講座の受講料が無料になる『キャリアアップ応援制度』を利用できるからです!

 

 

いや~私が取得したときは3万円くらいかかりましたからねえ。ほんと無料で資格を取得できるってすごいですなあ。

 

おわりに

 

今回は介護職員初任者研修の概要を説明しました。

 

それでは。

 

参考文献・サイト一覧

 

¹⁾厚生労働省老健局振興課長『介護員養成研修の取引細則について』(URL:https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000331389.pdf

男性の排泄介助に拒否傾向のある利用者の排泄介助をするために私がとった方法を紹介します

はじめに

 

「男の方にそんなこと(排泄介助)をやってもらう必要はありません!」「男の人がなんでこんなこと(排泄介助)をするんですか!やめてください!」

 

男性介護士なら一度は女性の利用者にこんな拒否をされたことがあるのではないでしょうか。私は頻繁にあります。笑

 

もちろん女性の介護士が勤務しているならば、その女性介護士に男性拒否の利用者の排泄介助をしてもらいます。しかし、慢性的な人手不足の介護業界。男性のみしか勤務していない時間帯(とくに夜勤帯)というのがどうしても生じてしまうんですな。

 

んなわけで、男性拒否の利用者に対しても男性職員が排泄介助をする必要があるんです。これって結構苦痛なんですよ。だって、こちらは仕事として正当なことをしているのに罵倒されるわけですから。メンタルが持ちません…笑。

 

そこで、どうにかして男性拒否の利用者の排泄介助をする方法がないか色々調べたり、実験したりしてみたんです。すると、最近ある方法をとると男性拒否の利用者でも私の排泄介助に拒否をしめさなくなったんです。

 

今回はその方法をご紹介します。あらかじめ言っときますと、その方法とは、「女性になりきる」というものです。

 

男性拒否の利用者に介助する方法とは?

 
女性になりきる

 

「なんだよ…そんなことかよ」「俺もそんくらいならやったことあるはボケ!」と思った男性介護士の方、ちょっとお待ちください。今回ご紹介する「女性になりきる」方法はひょっとするとあなたがやった方法とはちょっと違うかもしれません。

 

どういうことかと言いますと、私がやったのは「利用者と仲が良い女性職員」の完コピをしたんです。つまり、単に声をできるだけ高くしたり、普段以上にやさしく接したりしたというだけではないんですね。

 

具体的には、まず話し方からその利用者と仲が良い女性職員のまねをしました。それに加えて、声の抑揚もできるだけマネしたんです。

 

もちろん、利用者に「あんた○○さん?なんかいつもとちょっと違うような…」と疑問に思われることもあります。でもそんなときは「ちょっと最近風邪ひいちゃって…」という伝家の宝刀を引き抜きます。これ結構利用者に納得してもらえるんですね。しかも、私の体調の心配までしてくれるというおつりつきで。笑

 

こんな感じで男性拒否の利用者にも、男性である私が排泄介助をできたわけです。

 

おわりに

 

今回は男性拒否の女性利用者への男性介護士の排泄介助対して私が実践した方法を紹介しました。ただ、私が実施したなかでは100%成功したのですけど、あくまで一人の利用者を対象にしたものですので普遍性があるかと問われればぶんぶん首肯することはできません。

 

ただ実際のところ、介護現場では男性拒否の利用者に対して男性職員がなんとか排泄介助をしなければならないという場合も多々あるわけです。そんなときぜひ今回ご紹介した方法を使っていただければなと思います。

 

まあ、普段から男性拒否の利用者と仲良くしている女性職員をよく観察しておく必要があるわけですが。笑

 

今回はここらへんで終わりにします。それでは。

介護職は本当に3K(きつい・汚い・危険)労働なのか?

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いらすとや

 

はじめに

介護職の方なら「介護職って大変ね~」と一度は言われたことがあるのではないでしょうか。

私も何らかの機会で自己紹介するとき心配をされます。(笑)

つまり、一般の方々からすれば介護職は3K(きつい・汚い・危険)だと認識されているわけです。

でも、私は皆が言うほど介護職って3K労働ではないと思っているのです。今回はその理由を下記に2つ記します。

 

介護職は必ずしも「3K労働」とはいえない

1.意外ときつくはない

第一の理由は、意外ときつくはないというものです。

 

認知症の利用者をケアするときは精神的に多少疲労するものの、何かしらの精神的な疾患が生じることはほとんどありません。あくまで個人的なものですけど。

 

たとえば、不穏になってしまった利用者への対応は気苦労します。しかし、その状態が永遠と継続するわけではないので、そこまで疲れないのです。

 

また、精神的に疲弊しても他の利用者が慰めたりしてくれます。「nombereさん、大変だったねえ。よくやってるよ本当に」とか言ったりしてもらえます。この慰めって職員間ではやらないこともあるんですよね。なので、ものすごく助かります。

 

2.危険なこともあるけど、頻度自体はさほど高くない

第二の理由は、危険なこともあるけど、頻度自体はさほど高くはないというものです。

 

昨今、利用者のからの職員に対するハラスメントがちょっとした話題にのぼることが増えてきたものの(あくまで体感的)、ハラスメントをするような利用者はけっこう限定されています(上記の男性利用者みたいに)。なので、職員間でそういった利用者の情報を共有していれば、対処がある程度可能だったりするわけです。

 

たとえば、日ごろから女性に対してセクシュアルハラスメントをする男性利用者が女性介護職と1対1にならないように配慮するなどといったことで防止できるわけです。

 

もちろん、このような配慮をしない事業所も多く存在しるんでしょうけどね。

 

おわりに

今回は介護職は本当に3K労働なのかを自分の経験を踏まえて考察しました。

 

私はサービス付き高齢者向け住宅で労働しているので、ひょっとすると特別養護老人ホームなどの介護保険福祉施設に勤務されている方と比較すると、業務が量的にも質的にも楽なのかもしれません。

 

というのも、特別養護老人ホームは原則的に要介護度3以上の高齢者が入所することになっているためです。もちろん、要介護度3以下の方も例外的に入所できることもありますけど。

 

その点はご留意をくださいませ。それでは。

 

 

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