はじめに
この記事では、介護現場において、早期離職してしまう上司の共通点を3つご紹介します。
私は今まで約1年半介護職として働いてきたのですけど、その期間で上司が複数名離職しているんですね。それで、辞めていく上司になんか共通点みたいのはないのかなあ~と観察していたんですよ。
で、観察していたら発見できたんですね。その共通点を。ってなわけで、この記事を書こうを思ったわけなのです。
なお、はじめにことわっておきますけど、介護業界の管理職というのは激務であることが多いです。そういった環境的な要因が離職につながっていることも多々考えられます。しかし、観察をしているうちに、環境的要因だけではどうしても説明ができないことに気付いたのです。
ってなわけで以下で、早期離職しやすい上司の共通点を紹介します。結論からいえば、その共通点は
- 理想が高いものの能力がない
- 仕事が遅い
- 頭が悪い
といった3つ挙げられます。
離職しやすい上司の共通点
1.理想が高いものの能力がない
まず、第一の理由は「理想が高い」というものです。まあ、意識高い系であると言いかえることができると思います。たとえば、「介護業界を良くしたい!」とか「職場をよりよいものにしたい!」とぬけぬけと宣言するわけです。私のような白い目をしている部下に。
しかし、そういった理想主義的上司はその理想をかなえるための能力が不足しています。
たとえば、1年前に3カ月程度で辞めてしまった上司は「利用者の自己実現をかなえたい!」と声高に語っていました。しかし、その上司は口だけで仕事をまったくしなかったので、部下から「なんだよあいつ…」と陰口をたたかれていました。
2.仕事が遅い
第二の理由が、「仕事が遅い」というものです。現場の業務しかり、管理職の業務しかり、どちらもとにかく遅いんです。しかも、パソコンがまともに使えないという三重苦。
先月辞めた上司はまさに上記の通りで、仕事が遅く、またパソコンもろくに使えませんでした。それで部下から、「あいつなんで管理職やってんの?」といわれる始末でした。もちろん、本人がいないときにですけど。
3.頭が悪い
最後の理由が、「頭が悪い」ということです。2つ目の理由と若干重複するのですけど、とにかく業務を憶えられないんですよね。あと、論理的にものごとを捉えることもままなっていません。
たとえば、新しい業務をしなければならなくなったとき、上司よりも部下の方がその業務内容を知っていて、結局はその部下が新しい業務の実質的な責任者になっていたということがありました。
おわりに
今回は、早期離職しやすい上司の共通点を3つ紹介しました。その3つとは、
- 理想が高いものの能力がない
- 仕事が遅い
- 頭が悪い
といったものでした。
もちろん、新しい上司を迎え入れる体制というものが現在の職場に構築されていないため、上司が離職してしまっている可能性も十分あります。しかし、それだけでは説明できない部分もあるのではないでしょうか。
それでは。