20代男性介護職はどれくらいるのか?

 

はじめに

 この記事では、20代男性介護職がどれくらい働いているのかを公益財団法人介護労働安定センター『介護労働者の就業実態と就業意識調査結果報告書』(URL:http://www.kaigo-center.or.jp/report/pdf/2019_chousa_roudousha_chousahyou.pdf、最終アクセス:2019年9月1日)を参照しながら、記述します。

 

 というのものですね、介護業界に私と同年代の男性がどれくらいいるのかを調べたくなったからなんですね。

 

介護職として働いている20代男性ってどれくらいいるのか?

全体の傾向

 さて、さっそく20代男性の介護職がどれくらいいるのかをみていきたいわけですが、その前に男性介護職の全体の傾向を探りましょう。

 

 介護業界で働いている男性で最も多いのは、5歳刻みでは、35歳以上40歳未満なんですね。その数なんと18.3%。また、次に多いのが30歳以上35歳未満で、17.1%となっています。

 

 私としてはこの結果は意外でした。自分で言うのもなんですが、介護職ってもっと高齢層の方が多く就業しているのではないかと思っていたからです。

 

 実際、弊事業所も男性職員といえば40代と50代がほとんどですしね。

 

20代男性

 では、20代男性はどうなっているかというと、20歳以上25歳未満は10.2%、25歳以上30歳未満は17.1%となっています。

 

 つまり、男性介護職で最も多い30代(35.4%)よりも20代の男性介護職は、この調査では、8.1ポイント低いということが言えます。

 

 なので、介護事業所に勤務したら、多くは中高年齢層だけど、たまに20代のぴちぴちした男性介護士に会えるかもってことですね笑。

 

おわりに

 今回は介護労働安定センターの調査をもとに、20代の男性介護士がどれくらいいるのかを紹介しました。その結果、20代男性介護士は27.3%いることが判明しました。

 

 これから介護施設などに入所される方は、ほとんど20代の若い男性介護士に会うことはできないと思った方がいいかもしれませんね笑。

 

 それでは。