これから介護職は「英語」が必要になるかも

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いらすとや 

はじめに

 

この記事は現在介護事業所で働いている職員、もしくはこれから介護職になろうかなと思っている方に向けて書いています。

 

さて、2019年度に外国人介護士の受け入れが拡大されます。これから介護現場に外国人の方が増えるかもしれません。

 

なので、英語でちょっとした会話ができるようになる必要があるかも。

 

しかし、この記事では違う理由でこれから介護職には英語が必要になることを説明します。

 

その理由とは、「科学的ケアをするには英語の文献も読む必要がでてくるから」というものです。

 

 

科学的なケアをするには英語論文も読む必要がある

 

そもそも「科学的なケア」とはなんでしょうか。

 

この記事では、「経験によらず、科学的な手法で効果が実証されたケア」と操作的に定義しておきましょう。

 

では、次に科学的なケアをするには英語論文を読む必要がある理由を説明しましょう。それは2つあります。

 

第一に、日本語文献のみだと最先端の研究を追えない可能性があるからです。

 

もちろん、日本語の文献だけでもどのような研究がなされているのかを知ることは可能です。

 

しかし一般的には、英語で書かれた論文の方が最新の研究を追うことができます。

 

これは大学でなぜ英語の文献を購読するのかを考えればよくわかるでしょう。

 

第二に、より効果のあるケアが可能になるかもしれないからです。

 

英語で書かれる論文はアメリカやイギリスのみの研究とは限りません。ヨーロッパやアジア、アフリカなどいろいろな国で行われた研究もしばしば英語で書かれます。

 

なので、私たちは英語の論文を読むことでいろいろな国のケアを知ることができるのです。

 

もちろん、他国のケアが日本で行われているケアよりも必ず効果があるというわけではありません。

 

しかし、日本のケアで疑問がある場合は、他国のケアを参考にすることでより効果のあるケアをすることができるでしょう。

 

おわりに

 

今回はこれから介護職は「英語」が必要になるかもしれない理由を、外国人介護士の増加という点ではなく、科学的なケアをするためという点で説明しました。

 

いかがでしたでしょうか。もしよろしければご参考になさってください。

 

参考Web

 *1 みんなの介護「第576回 介護分野に5年間で6万人の外国人労働者を受け入れる見込み!「求める日本語能力」に介護現場と介ホ協で温度差が・・・」(参照URL:https://www.minnanokaigo.com/news/kaigogaku/no576/)

 

 

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