はじめに
介護事業所で「早く帰りたいなあ…」と思いながら働いている私は、ある日利用者を2つに分類できることに気づきました。
それは職員に「好かれる人」と「好かれない人」という分類です。
もちろん、それは一つのものの見方であり分類方法はこれにかぎったことではありません。また、好きかそうでないかで職員はサービスのやり方に違いをつけるわけではありません。
それは仕事としてやってはいけないことですから。
しかし、その「好かれる人」は「好かれない人」に比べて職員から話しかけられる回数が多いのです。そのうえ、職員は(無自覚に)「好かれる人」にやさしく接する傾向にあるのです。相対的に。
自戒を込めて書くのですけど、かくいう私も相対的に「好かれない人」と接しようとしてしまいます。
「好かれ上手」の3つの特徴
では、その「好かれ上手」な利用者はどのような方なのか。私が考えるかぎりでは、3つ特徴があります。
1.いつも笑顔でいる
まず第一に、いつも笑顔でいるということです。これは考えると当たり前なんですけど(気難しそうな顔をしていたら接しづらいですもんね)、意外と実際にやってる方って少ないんですよ。肌感覚では。
逆に言うと、「好かれない人」っていつも不機嫌そうな顔をしているんですよね。もちろん、職員は両者に対して平等に接しようとはしています。念のため。もちろん全職員がそうしているという保証はできないですけど。
2.職員に対して「ありがとう」と言う
第二に、サービスの提供が始まるときや終わったときに、「ありがとう」って言ってくれることですね。これも当たり前っちゃあ当たり前なんですが、意外とそうしない方もいるんですよ。
ちなみに、個人的な感覚では、男性はあまり「ありがとう」と言ってくれません。あくまで一事業所で働く一従業員の感覚ですけど。
3.かわいらしさを醸し出す雰囲気がある
そして最後に、「うわぁ、この人かわいい」と思ってしまうということです。目上の方に対して失礼な言い方なのは百も承知です。しかし、その「かわいらしさ」が体の医たるところから醸し出されている方がいるんですよ、これが。
おわりに
いままで「好かれる人」の特徴を書いてきたわけですけど、その途中「はっっ!」と気づいたことがありました。
それは私自身が「好かれる人」の特徴をあまりもっていないということです。唯一もっているのは「ありがとう」と言うことだけ…(しかも、不愛想に)
なんか自分の性格の反省すべき点をまざまざと見せつけられた気分です。
気分が悪くなってきたので、この辺で終わりにします。
それでは。