はじめに
とある日、あまりにも暇すぎてTwitterで時間をつぶしていたところ、「認知症ガールがほにゃらら」という文章がTwitterのタイムラインで流れてきました。
そのTLをよく読むとどうやら「認知症ガール」とは認知症をわずらった高齢の女性のことを指しているらしいのです。
しかし、私はここで「う~ん」と頭をひねってしまったわけです。というのも認知症を患っていない女性に対してガールとあまり言わないのに、認知症に罹患した女性にガールを使うのは変なのではないかと疑問に思ったからです。
そこでこの記事では、「認知症ガール」という名称に無理があると思う2つの理由を紹介します。
「認知症ガール」って無理があると思う2つの理由
1.年齢を重ねた方にガールっていうのはバカにしているのでは?
ガール(girl)って日本語に訳すと「少女」って意味ですよね、そもそも。年齢を重ねた方にその言い方は失礼なのではないでしょうか。
想像してみてくださいよ。自分が認知症を患ってしまったとして、自分より年下の若造に「認知症ガール」なんて呼ばれてるの。腹が立ちませんか。
もちろん、年上の方が年下の方に「助教のくせに」といえば、年下の方がイラつくわけですが。
2.別に認知症に対してポジティブな見方をするようにならないのでは?
「認知症ガール」と呼称するのは認知症をポジティブに捉えようとする意図があってのことかもしれません。
しかし、いくら認知症にガールを付け加えたとしても、世間の人々は認知症にポジティブな意見を持たないと思います。おそらく、少女が何らかの原因で認知症を患ってしまったのかなあと思うぐらいではないでしょうか。
あと、ガールを使っていいのは「数学ガール」ぐらいではないでしょうか。本当にどうでもいいけど。
というか、介護士をはじめ福祉関係の人はもっと数学を勉強したほうがいいと思いますよ。話が完全にそれましたけど。ケンカを売るようにもなってしまいましたけど。