「私が決めたんだからいいんだよ」というコロナ禍でやってほしくないことを平気でする老人たち

介護サービス事業所で働いているとですね、「自分のことは自分で決める」とほざいているおっしゃる利用者に邂逅するんですよね。そういった人ってたいていは頑固で、しかも職員の対応が(いろんな意味で)困難だったりするわけですよ。

 

もちろん、「自分のことを自分で決める」というのはすべての面において悪いわけではありません。トイレに行くかどうかまで「あんたが決めとくれよ」と言われても、額に血管が浮き出てくるだけですからね。

 

ただ、ものには限度というものがありまして、明らかに利用者本人もしくは周囲にとってマイナスなことでも、「私が決めたからいいんだよ」とキレ気味に吐き捨てるのはどうかなあって思うわけです。たとえば、コロナ禍でマスクを装着せずに外出しようとしたりするのって、本人にも周囲にもコロナウイルスへの感染という可能性を高めてしまうわけですよ。

 

なので、「私が決めたからいいんだよ」という意思決定みたいものってある程度は容認しつつも、一定の境界を超えた場合には、否定しなければならないのではないでしょうか。