はじめに
介護職の方なら「介護職って大変ね~」と一度は言われたことがあるのではないでしょうか。
私も何らかの機会で自己紹介するとき心配をされます。(笑)
つまり、一般の方々からすれば介護職は3K(きつい・汚い・危険)だと認識されているわけです。
でも、私は皆が言うほど介護職って3K労働ではないと思っているのです。今回はその理由を下記に2つ記します。
介護職は必ずしも「3K労働」とはいえない
1.意外ときつくはない
第一の理由は、意外ときつくはないというものです。
認知症の利用者をケアするときは精神的に多少疲労するものの、何かしらの精神的な疾患が生じることはほとんどありません。あくまで個人的なものですけど。
たとえば、不穏になってしまった利用者への対応は気苦労します。しかし、その状態が永遠と継続するわけではないので、そこまで疲れないのです。
また、精神的に疲弊しても他の利用者が慰めたりしてくれます。「nombereさん、大変だったねえ。よくやってるよ本当に」とか言ったりしてもらえます。この慰めって職員間ではやらないこともあるんですよね。なので、ものすごく助かります。
2.危険なこともあるけど、頻度自体はさほど高くない
第二の理由は、危険なこともあるけど、頻度自体はさほど高くはないというものです。
昨今、利用者のからの職員に対するハラスメントがちょっとした話題にのぼることが増えてきたものの(あくまで体感的)、ハラスメントをするような利用者はけっこう限定されています(上記の男性利用者みたいに)。なので、職員間でそういった利用者の情報を共有していれば、対処がある程度可能だったりするわけです。
たとえば、日ごろから女性に対してセクシュアルハラスメントをする男性利用者が女性介護職と1対1にならないように配慮するなどといったことで防止できるわけです。
もちろん、このような配慮をしない事業所も多く存在しるんでしょうけどね。
おわりに
今回は介護職は本当に3K労働なのかを自分の経験を踏まえて考察しました。
私はサービス付き高齢者向け住宅で労働しているので、ひょっとすると特別養護老人ホームなどの介護保険福祉施設に勤務されている方と比較すると、業務が量的にも質的にも楽なのかもしれません。
というのも、特別養護老人ホームは原則的に要介護度3以上の高齢者が入所することになっているためです。もちろん、要介護度3以下の方も例外的に入所できることもありますけど。
その点はご留意をくださいませ。それでは。
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