介護スタッフとして優秀な職員が管理職になると現場を混乱させてしまう理由

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いらすとや



はじめに

 

こんにちは。nombre imaginaireです。

 

皆さんの職場に尊敬されている職員っていませんか?

 

その職員が尊敬されているのは仕事が丁寧でしかも速いなどといった理由からでしょう。

 

介護業界は慢性的な人手不足なので、こういった優秀な職員は即座に管理職に登用されやすいです。

 

しかし現場では優秀だった職員が管理職になると、現場が疲弊してしまうことがあります。

 

今回はそんな現場では優秀だった職員が管理職になると現場を疲弊させてしまう3つの理由を紹介します。

 

結論からいうと、理由は次の3つに分類されます。

  •  自分の経験が全職員にあてはまると思いこんでいる
  •  プレーヤーとして働いてしまう
  •  中立的な立場をとれない

では以下で詳細に説明します。

 

 

介護スタッフとして優秀な職員が管理職になると現場を混乱させてしまう理由

 

自分のやり方が全職員にも普通にできると思いこんでいる
 

まず第一に、自分のやり方が全職員にも普通にできると思いこんでいるということです。

 

優秀な職員には自分の仕事の型をもっています。たとえば、入浴拒否を訴える利用者に入浴してもらえるような対応の仕方などです。

 

しかし、他の職員はそのような対応ができません。それにもかかわらず、できないと「なんでできないんだ」と思ったり、口に出したりしてしまいます。

 

そうすることで、他の職員のやる気をそいでしまうのです。

 

プレーヤーとして働いてしまう

 

第二に、自分がプレーヤーとして働いてしまうためです。つまり、部下が行っている作業を我慢して見守るということができないのです。

 

そのため部下の仕事が遅れているとしなくてもいいのにもかかわらず、手助けをしてしまいます。そして、部下に「私のこと信用してないのかなあ…」と思われてしまうのです。

 

この行為は部下の仕事への士気を下げてしまいます。その結果、現場が円滑にまわらなくなってしまうのです。

 

中立的な立場をとれない

 

最後に、中立的な立場がとれないからです。

 

優秀な職員は仕事に関する自分の確固とした考えをもっています。そのため、「あぁ、仕事めんどくさ~」などやる気のない職員に対して攻撃的な態度をとってしまうのです。

 

しかも職場にはそこまで仕事への士気が高くない職員も多いので、多くの職員が優秀な職員の攻撃的な態度に愛想をつかしてしまいます。

 

その結果、部下は優秀な職員の指示に従わなくなったり、聞いたふりをして無視するようになります。

 

おわりに

 

今回は優秀な職員が管理職になると現場が混乱になってしまうという話をしました。

 

いかがでしたでしょうか。もしよろしければご参考になさってください。

 

それでは。