はじめに
こんにちは。nombre imaginaireです。
介護職の方なら一度は経験したことがあるかもしれないもの。それは夜勤です。
私も現在月に8回以上夜勤をしています。
夜勤は手当がつくので、すればするだけ月給があがるという点では夜勤をするメリットはあります。
他方で、夜勤は身体的にも精神的にも多くのダメージを残します。
なので、夜勤を忌避する動きもあるわけです。
私自身も働き始めのとき、「夜勤大丈夫かなあ…」と不安がってました。
そんなとき、職場の上司に「〇〇さんが夜勤を初めてするときって、どんな対策をしてました?」と質問したんです。
その返答は私にとって違和感をおぼえさせるものでした。
では、その上司は何と回答したのでしょうか。答えは「あぁ、コンビニで夜中アルバイトをしてたよ。夜中に働くのに慣れるためにね」です。
以下では、私がこの回答に違和感を感じた理由を書きます。
上司の回答に違和感をおぼえた理由
夜勤って慣れるの?
一つ目の理由が、「夜勤って慣れるものなのか」というものです。
たしかに、夜中にコンビニでアルバイトをすれば、通常は寝ている時間帯に無理やり起きて仕事をするのがどういった感覚なのかを多少理解することはできそうです。
しかし、夜勤を経験された方ならわかっていただけると思うのですが、夜勤って全く慣れません。
睡眠時間を満足にとれないですし、利用者が不穏だとその対応をしなければならなくなります。もちろん、コールにも対応しなければならないですしね。
コンビニでの夜中のアルバイト経験が介護の夜勤に役立つのか?
そして違和感を感じたもう一つの理由。それは「コンビニで夜中にバイトをすることが果たして介護の夜勤に役立つのか」というものです。
そもそもコンビニの夜間バイトでの業務と、介護の夜勤での業務内容って全くといっていいほど一緒ではありません。
あと、コンビニの場合、よほどのことがない限り不測の事態は起きないでしょう*1。他方で介護の場合、利用者の体調が急変するということがたびたび発生します。
その際、家族に連絡したり、管理者に連絡したり、救急車に連絡したり、利用者が窒息しないように側臥位にしたり、はたまた騒ぎで起きてしまった利用者をなだめなくてはならなかったり…としなければならないことがたくさんあるのです。
このとき、果たしてコンビニでの夜間バイトをした経験が役立つのでしょうか。
おわりに
今回は、はじめての夜勤に不安だった私が上司にした質問への回答が違和感のあるものだったという話をしました。
「人に質問しておいてなんだ態度は」と思われるかもしれませんが、それは私の性格なので直しようがありません。申し訳ありませんが。
今回はこのへんで終わりにします。それでは。
*1 誤解しないでいただきたいのですが、私はコンビニのバイトが画一化された単純労働だとは思っているわけではありません。