ICタグでスマートな介護記録!【Care-wing 介護の翼】
はじめに
この記事では、新入職員がいる前で先輩職員がため息をつくのを辞めるべき理由を説明します。
これは去年私が新入職員として現在の介護現場で働きはじめてから実際にやられたことで最終的には仕事を辞めたくなってしまったことが背景にあります。
なので、実際に介護現場で働き始めている方、もしくは現在、後輩の指導をしている先輩職員の方にぜひとも読んでいただきたいです。
この記事をお読みいただくことで、新入職員の方はあらかじめ対策がたてられるかもしれません。また、指導係の先輩職員には「こういったことに気をつければいいのか」と知っていただけると思います。
以下では、私の体験談をもとにして新入職員の前でため息をつくのを辞めるべき理由を3つ提示します。
結論からいうとその3つとは、
- いやな気分になる
- 質問がしにくくなる
- 辞めたくなる
となります。
ため息をやめるべき3つの理由
いやな気分になる
私は今の職場で働くまで全くといっていいほどの介護初心者でした。初任者研修は受講していましたが、それでも受講内容はほとんど忘れてしまっていました。
なので、シーツ交換といった初歩の初歩から先輩に指導してもらう必要があったのです。
私は手先が器用ではないので、シーツ交換も最初の頃はてまどっていました。そんなとき私のぎこちないシーツ交換をみながら先輩職員が「ふぅ~」とため息をついたのです。
もちろん、その先輩職員は疲労が蓄積して思わずため息をついてしまったのかもしれませんが、私からしてみれば自分の作業がぎこちないためにイライラしてしまったのかなあと思ってしまうわけです。
その後、私は「なんかごめんなさい…」とちょっとしたネガティブな気分になってしまいました。
質問がしにくくなる
そのため息のあと、私はため息をついた先輩職員のみならず、他の先輩職員に自分がわからない業務に関する質問をしにくくなりました。
ちょっとした被害妄想に陥っていたのかもしれません。しかし、まったく新しい環境で新しいことをするというのは精神をナイーブにさせてしまうのです。
質問がしにくくなった私はその後、ミスをするようになってしまいました。
辞めたくなる
先述のように、自分が分からない業務に関する質問がしにくくなったため、ミスが起きるようになりました。
精神的にネガティブになっていた私は先輩職員に質問をしたらため息をつかれてしまうのではないかという不安と、ミスをしてしまっている申し訳なさに押しつぶされそうになっていました。
そしてとうとう「もう、辞めようかな…」と思うようになってしまったのです。
おわりに
この後、私はなんとか立て直すことができました(その方法については別記事で書きます)。
もちろん、私はもともとネガティブな思考に陥りやすいという性質があったため、自ら墓穴を掘った部分もあるでしょう。
しかし私のようにネガティブな性質を持っていないにしても、新入職員の方々は新たな環境での出来事にあるていどナイーブになっているのではないでしょうか。
なので、先輩職員の方にはぜひとも新入職員はこんなことで簡単に「辞めたい…」と思ってしまうんだということを肝に銘じて指導をしていただきたいです。
もしよろしければご参考になさってください。
おススメの本
最近読んだマンガの中で一番おもしろかったです。